マーケティング研究とデータ活用で、
製品の新しい未来を創造する

内田 肇 / 研究開発部 部長
大学、大学院と、学生時代は計算機科学・神経科学の研究に打ち込む。研究の過程でプログラミングを学び、就職ではIT関連企業を志望。数あるIT企業のなかでも、今後の展望が面白そうな広告やECの分野を扱う株式会社ロックオンに興味を持ち、2008年に入社。以降、ECサイトの構築とアドエビスの開発に携わる。現在は、データ活用促進に向けたデータ分析と研究を行う。

ECサイトの構築とアドエビスの開発を経て

大学院卒業後の2008年に入社し、受託開発を行うソリューション事業部でECサイトのシステム構築や企画提案に携わりました。大学院での研究の過程で、シミュレーションなどを行う際にプログラミングを書いていたこともあり、入社後数か月で新卒社員の師匠についたり、チームリーダーになるなど、早いうちからマネジメントにも関わることが多かったように思います。4年目からは、部長として事業部を牽引していました。そのころには、部署の人数もかなりの大所帯で、マネジメントに割く時間も膨大になっていきました。
そんななか、入社7年目にして、アドエビス開発チームへの異動の打診が。マネジメントといえども、日ごろから自分で技術的なことを知って触っておかないと発想が貧困になりそうだな、というのは感じていて、もう少し技術寄りのことがしたいと異動を決めました。

アドエビスに配属されてからの4年間は、様々な開発プロジェクトをけん引してきました。最近はエンジニアの数が圧倒的に増えたことによって、クロスデバイス機能のような大きなテーマにも取り組むことができて、開発の幅が広がっていると感じています。一年半以上の研究を経て、業界に先駆けて機能のリリースができたのはとても良かったと思いますね。多方面で専門性を持つエンジニアが揃っているので、それぞれの得意分野を活かして、今まで以上によいものを作り出せていると感じています。
もう自分がいなくてもいいんじゃないかと思えるくらい強い組織になってきたので、今は研究開発部門を立ち上げ、新しいテーマに取り組んでいるところです。

新しい角度から製品の未来を考える

これまでのアドエビスは、お客様の要望を形にする開発を多く行ってきました。今では開発体制が強化され、日々高まっていくお客様の要望にこれまで以上のスピードで対応しながらも、未来のための研究開発にも取り組めるようになりました。アドエビス内に蓄積されたデータを分析し、製品に還元することで、お客様のさらなるデータ活用につなげていきたいと考えています。
まだ立ち上がったばかりなので、具体的な展開についてはこれからになりますが、今は製品の開発ロードマップに合わせてデータを分析し、その結果を企画/開発チームへフィードバックする仕事とマーケティング分野の調査に力を入れています。アドエビスが主戦場とするデジタルマーケティングやアドテクの域を超えて、マーケティング全体を捉え、開発者としての視点とは違う方向からこれからの製品に何を入れていくかを考えています。

今はそのための準備として日々研究論文を読み、学会に参加したりして基礎知識を蓄えている段階です。調査が一段落したところで、テーマを絞って研究開発につなげていく予定です。とても広いテーマに向き合うのは、集中力も根気も要る作業ですが、心配はしていないです。新しい視点できっと何か面白いことができるだろうとワクワクしています。

マーケティング研究とデータ活用で、
製品の新しい未来を創造する

人間の思考的なルールをどこまで機械に置き換えられるか

アドエビスのデータを見ることって、実は人に依存している部分も多く、活用しようとするとある程度スキルも必要になってくるんですよね。そういった、人が行っている作業をどこまで機械的に置き換えられるかに興味を持っています。
例えば、ひとつのデータから差異を抽出する場合でも、単純にルールを作って見るものと、人の観点で見つけることができるものとでは結果にギャップが生じます。経験からくる勘みたいなものがあるからでしょうか。どこに変化があったのか、どこが他と違うのか、そういった人間の思考的なルールとそこを学習できるような仕組みなど、データの見方を支援し、更に活用できる方法を模索していきたいです。加えて、これから始める研究から今までにない新しい顧客価値を創造していきたいと考えています。

※本頁の内容は、すべて取材時時点のものとなります。

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