SPECIAL~復職者インタビュー

BUSINESS

山田 将司
やまだ まさし
2010年/2017年中途入社
パートナー戦略部

DTPシステムの販売代理店を経て、2010年に株式会社ロックオンに入社。代理店営業とWeb計測データの分析と活用支援に取り組む。東日本大震災を機に、知人が起業した会社に参画。取締役として5年間、企業経営に携わった後、2017年7月、初の復職者として再び株式会社ロックオンへ。現在は、パートナー企業との戦略提携を通じた、企業のマーケティング業務の円滑化に取り組んでいる。青山学院大学大学院国際マネジメント研究科修了(MBA)。上級ウェブ解析士。

転機は震災。株式会社ロックオンを離職した理由

実は、入社するのはこれが二度目になります。いわゆる「出戻り」です。
一度目に入社した時も転職でした。その前は、新卒入社した DTPシステムの販売代理店で新規開拓営業に取り組んでいました。当初は慣れない飛び込み営業に苦労しましたが、毎週一冊ずつ自己啓発本を読み、営業力を少しずつ高めたことで、入社3年目に営業成績日本一を達成。その後、世の中に影響力のある自社製品の販売を経験することで、より営業能力を高めたいと考え、株式会社ロックオンに入社しました。

入社してすぐ営業拠点である東京支社に配属になりました。当時の東京支社には、私を含めて5名しかいなかったので、主力製品であるアドエビスの販売だけでなく、設定サポートや契約手続きなど、幅広い業務を経験しました。一方、とにかく人手が足りない状態だったので、拡販に向けた営業活動には工夫が必要でした。手探りではありましたが、広告代理店様を通じたお客様への導入促進や、Webサイト等での活用事例の公開を通じた反響型営業の構築などに取り組みました。また、お客様のからのご要望を、製品改善につなげていく活動にも携わることが出来ました。
一社目は、創業100年以上の業歴を持ち、当時の私たちの10倍以上の従業員数規模の企業だったので、安定していた半面、自分自身の貢献度や影響度はとても小さなものでした。なので、組織や製品を構築していくことに、主体的に携われたことはとても楽しかったです。一方、そうした活動を通じて「ゼロからイチを生み出すこと」が好きなことを自覚し、いつか会社の起業や経営に携わってみたいという考えを持つようになりました。

転機となったのは、東日本大震災です。2011年の秋に、取引先様と会社の有志とで、宮城県亘理郡山元町という沿岸部の町にボランティア活動に訪れました。そこで先ず感じたのは、自分の無力さ。そして、人生は一度しかないので、やりたいことはすぐにやるべきということでした。東京に帰るバスの中で、この国が再起していくには、ベンチャー企業や新事業の創出と発展をより加速させていく必要があると考えました。そこで、知人が起業した会社に参画し、新事業の支援に挑戦することを決意。当時の上長には、引き留められつつも「応援する」と強く背中を押してもらって。今でも感謝しています。

一度離れてわかった「強さと可能性」

新しく参画した会社では、取締役として、主に営業と他企業との業務提携等を通じた新事業開発を担当しました。具体的には、 主に創業して5年未満のベンチャー企業を対象にした、運用型広告を活用したインバウンドマーケティングの導入支援や、シード出資などですね。また、海外進出を見据えた視察も積極的に行っていました。

一度、離職して感じたことは、株式会社ロックオンのビジネスモデルの強さと可能性の大きさです。
大学院で、ゴールドラッシュ時代、一番儲けたのは金融屋でも採掘業者でもなく、リーバイスだったという話を教わりました。いわゆるサプライヤーです。会社自体、日本有数の多様で大容量なデジタルデータを蓄積しています。そのデータは、デジタルの進化によって大きく変化していく世界で、企業のデジタルマーケティングを発展させる源泉となります。それを「アドエビス」という形で企業に提供する、デジタル時代の重要なメーカーであり、サプライヤーになり得るのではないかと。少々大げさかも知れませんが、株式会社ロックオンのビジネスを発展させていくことが、日本のマーケティングのデジタル化をより進化させていくことにつながると考えています。

前職では、お客様の課題と向き合い、インターネットを活用して解決していくことで、お客様のビジネスの発展に貢献していました。正直、収入も大きく増えましたし、やりがいもありました。ただ、それでは大きく世の中を変えていくエンジンにはなれない。私は、大学院でインターネットビジネスを専攻していたのですが、研究を通じて、インターネットの最も大きなイノベーションは、異なる文化・風習・考え方を持つ人々が、共通のプラットフォームを通じて、同時に同じソフトウェアを利用することが出来ることと認識しました。このイノベーションの有効活用をもっと促進していくビジネスに関わっていきたいと考えるようになり、再び別の道を模索するようになりました。

貢献したい仲間や仕事に再び出会えた

転職先の選択で重視したのは「幸せになれる選択であるか?」です。
企業経営を経験する中で、多くの経営者や投資家の方と一緒にお仕事をする機会に恵まれました。本当に超優秀な方々ばかりでした。ただ、誰一人として、全知全能な人間はいなかった。みんな誰かに何かを依存して生きている。そういった役割分担で世の中は成立していることも認識することが出来ました。だとすれば、「どこで働いているか?」「何をしているか?」は人生の評価軸にはならない。おそらく「どういう気持ちで取り組んだか?」という姿勢が、人生を豊かなものにするうえで最も重要なんじゃないかと考えました。そして、そうした真摯な姿勢で取り組むには、貢献したいと感じるお客様や課題解決、仲間が必要だと確信しました。

もちろん、せっかくの機会なので、幅広い業界の採用選考を受験しました。良いお返事や条件も、たくさんいただけました。その中で自社を選んだのは、経営陣と直接、意見交換が出来る環境であることを確認出来たことが大きいです。やはり経営者が、誰よりも事業に責任感や情熱を持っているはずですし、そこに意見をぶつけることが出来る環境というのは、お客様の課題解決に取り組む上でも、とても重要なことだと考えています。そういった風土が、創業以来、ずっと保たれているからこそ、未来を一緒に考えていけると思いました。

復職というより、「新しい選択」

復職にあたっての条件面も、経営陣に親身に相談に乗っていただけました。業務については、以前に勤めていた頃よりも、製品や市場も進化しています。私は、その製品を提供する仕組みを新しく構築していくことで、日本のマーケティングのデジタル化に幅広く貢献したいと考えていたので、先ずはワガママを言って、お客様の声を最も早く、直接お聞かせいただける営業現場を、再び経験させていただくことにしました。

実際に復職して感じた大きな変化は、業務効率と製品の品質が大きく改善していることですね。以前、私が勤めていた時は、非効率性は感じつつも、手作業で対応する業務が多かったのですが、今ではかなりシステム化され、効率的な仕組みになっていました。また、製品のトラブルが一度も発生していないので、品質維持の仕組みが格段に向上していると感じています。これは、上場したことの効果も大きいのかも知れませんね。
変わっていない点は、一緒に働く仲間が、経営理念をとても大切にしていること。人数は10倍以上になっていましたが、みんな人柄がとても良い。殺伐としていないし、協力し、称え合う風土が変わっていなことは、とてもうれしかったですね。

現在は、パートナー企業様とのお取引を、より戦略的に促進していく部門の起ち上げに取り組んでいます。これまでの経験を存分に活かしつつ、新しいことに挑戦出来ているので、とても充実していますね。デジタル化が加速していく中で、マーケティング、ひとつの企業が垂直統合することは出来ないくらい、対応領域が広がっています。今後はパートナー企業様と戦略的に提携し、それぞれの専門分野で分業して、お客様の課題解決を効率的に推進していきたいと考えています。
これは会社にとっても、私にとっても新しい取り組みです。そのため今回の転職は、形としては復職になりますが、取り組む仕事を新たに選択したという感覚です。
もし、私と同じように一度株式会社ロックオンを卒業した方で、別の道を模索している方がいたら、活躍できる有力な選択肢として、ぜひ奨めてみたいですね。その際は、私にできるサポートは、全力でさせていただきます。

※本頁の内容は、すべて取材時時点のものとなります。

MY IMPACT ON THE WORLD = 「次世代の”未来の楽しみ”を創る」

全知全能の人間はいない。全ての人が役割分担することで世界は成り立っている。
だから、どこで働いているか、どのような仕事をしているかは、人生の評価を左右しない。
どのように取り組んだか?貢献出来ているか?自分の役割との向き合う姿勢が重要。

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